教育への最適な投資時期
おはようございます。
教育はお金がかかると言われています。
では、いつの時期に教育にお金をかけるのがより良い(コスパが良い=収益率が高い)のかを意識したことはありますか?
実はこれについても科学的に立証されています。
結論
人的資本(教育など)への投資は小学校入学前が最も収益率が高い
著者はこれを知ったときにびっくりしました。
教育への投資は大学や高校などが大学入学や就職の直前が最も高くなり、効果が得られると考えていたからです。
じつはこれが真逆だったのです。
人的資本(教育)への投資は早いと良い理由は
①幼い時期に学んだことは使う期間が長い
②幼い時期の様々な経験は非認知能力を向上させる
解説していきます。
①学んだことを使う機会が多くなることで習熟度は上がります。
加えて、様々なことを早い時期に体験(予習)することで、小学校での授業が復習になります。
一度体験していることで、やり方ではなく内容に集中、意識を向けることが可能になります。
②非認知能力は自制心、やり抜く力などテストの結果で示せない能力の総称です。
しかし、研究では学力以上に成功の鍵となると言われています。
社会においても学力よりも社交性や忍耐力、創造性などが評価される場面が少なくないですよね?
上記を著者は3つの方法で実践しています
①小学校入学前(0−6歳)までに様々な経験をする
広く浅く、とりあえずなんでもやってみる
②様々な経験から興味を示すことをみつける
短所より長所を活かす。
学習においても長所を伸ばすことは取り組み
やすく、継続しやすいと言われています。
③興味を示したことを継続することでやり抜く力
を鍛える
まとめていきます。
人的資本(教育など)への投資は早いほど収益率が高い。特に小学校入学前が良いと言われている。
様々な体験から興味を示すものを見つけ、継続することで非認知能力の向上も得られる可能性がある。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考元・出典元
【中室牧子.学力の経済学】
教育には科学的な検証が重要であり、様々な研究や実験でのデーターからの考えを学べます。
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